去年一番よく聞いたのはスティーリー・ダン。スティーリーダンとかPhishとか、卓越した技術が100%聴いてる人の耳を楽しませる方向に向かっている音楽って耳福だ。


最近興味があるのは民俗音楽。インドとかイスラムとかも好き。最近では、世界街歩きのニューオリンズの回でおじいちゃんが一人で打楽器とブルーハープとギターで奏でてた、アフリカのブルースにしびれた。ブルースなのに明るくて、アフリカの伝承的な事を歌ってて。
それを聴いてたら猛烈に聴きたくなった曲がこれ。
Moondog - Viking 1
http://www.youtube.com/watch?v=W7guHqujmrs
ニューヨークのストリートミュージシャン。盲目で、路上生活者で、自作楽器をいっぱい作ってたそうな。いやかっわいい音楽。よく聞いたらこの曲5拍子だ!


でもポップミュージックも好きだ。メロディーとか、いろんな要素が素晴らしい曲。Prefab sproutとか、Van dyke parksとか。日本の曲で最近のお気に入りはこれ。
さらうんど new age
http://www.youtube.com/watch?v=k474iuH0xr0
完成度高い。ボーカルの人の不敵そうなノリが素敵だと思ったら、イルリメってラップの人だった。その人とDjの人がポップスを極めたくて組んだバンド。山下達郎は興味有りつつも聴いたことないけれど、こんな感じなのかなと思う。

変拍子は、ちょこっと変わっている程度なら好きな曲はある。
The Mars Volta - Goliath とりあえずAメロは4拍-4拍-4拍-5拍
http://www.youtube.com/watch?v=lrwMMF2QS14
かーーーっこいいラテン歌謡プログレ
Liveで見ると、ドラムが小節ごとに違う事やっているぐらいの印象を受けた。
変拍子は卓越した技術が(特にドラムに)ないと、曲としてまとまらないんだと思う。


あと、4拍-4拍-4拍-2拍の曲とかは割りかしいっぱいあるよね。jim o'rourkeの「all downhill from here」とか。(youtubeに無かった)


個人的に変拍子より2拍子が熱いなあ。アフリカの人達は2拍子をすごく複雑に刻むんだよね。そっちの方が踊りたくなる感じ。
変拍子は卓越した技術がないと、頭で考えた音楽になっちゃう感じがする。

ジャズっぽいロックで好きなのはスティーリー・ダン
キーボードとギターが余計なことをせずうまいこと共存してるお手本でもある。
というか、全ての楽器が余計なことをしていなくて、すべての音が生きてて、音が嬉しそう。

Steely Dan - Kid Charlemagne
キーボードが曲の冒頭からザ・ジャズなコード。
http://www.youtube.com/watch?v=ylr2D4Pwn58


Steely Dan - Peg
http://www.youtube.com/watch?v=ArQtVcM7w5Q
この曲のメイキング(10分40秒ぐらい)。ベースの人が物陰に隠れてチョッパーを決行した話が好き。これぞというギターソロに出会えないとギタリストの首をどんどん挿げ替え、コーラスも徹底的に切り貼りする、その神経質あってこその名曲。
http://www.youtube.com/watch?v=B8GwEX7nn6o


Donald Fagen - Walk Between Raindrops
フェイゲンのソロ。雨の中踊り出したくなる名曲。
http://www.youtube.com/watch?v=c5LSRrAwUtA

みきちゃんへ

 数えてみたら6回もフジロック一緒に行ってた。お互い一人用テントを担いでの現地集合スタイル。2006年のSFAに「めっちゃ感動した。ファンでない私ですらこうなんだから、アカネの感動はとんでもないね!」とファンになってくれたこと、2009年通りすがりに流れてきたde de mouseの音が、あまりに二人の好みにドンピシャリで「幸せ過ぎるー!」って踊ったこと、ジャスミンタイのカレー全種、八海山と岩魚の塩焼き、忘れない!


 京都布屋めぐりの旅。2010にはなおと友絵ちゃんと瀬戸内国際芸術祭。2011にはまこっちゃんまこっちゃん弟で4人で猛暑サマソニ


 静岡も4回ぐらい行ったかなあ。日本平の富士山、由比のてぬぐいとシラスごはん、若冲のカードがステキな静岡美術館、文房具屋めぐり。
 あとアパートでのちゃんこなべ、ホームベーカリーのパン、結婚式の余興の練習、篆刻、ハンコでエンボス加工、やりたい放題w あの部屋にみきちゃんが居ないだなんて、まだちょっと信じられないんだ。


 なんかね、今はフジロックのお別れの時の気持ちなんだ。終わるのやだな、やだな、って思ってた楽しい祭りも最終盤。「まだライブ見てればいいよ」って言うみきちゃんと離れがたくて、高速バスの所まで送って行くんだ。でもいよいよお別れってなって、「またね!」 「またね!」って大きく手を振ってる気持ちなんだ。(そしてその後ひとりぼっちになって、泥のように疲れて寝て、テントを一人で撤収する物悲しさ!)
 その「またね!」は無いとはなんたる詐欺だ!と私は憤りつつ、やっと涙を出して泣けました。


 美人のみきちゃんの前でコンプレックスを感じてたけど、みきちゃんはいつも私のセンスを照れくさくなるぐらい褒めてくれたね。その言葉にどんだけ励まされたり自信をもらってたことか。その言葉がウソにならないように、ニッコリ笑って、私のいいと思ったことを実現していくね。


 
楽しかったね。ありがとう!!

走ることについて語るときに僕の語ること 村上春樹

P100
 たとえ絶対的な練習量は落としても、休みは二日続けないというのが、走り込み期間における基本的ルールだ。筋肉は覚えの良い使役動物に似ている。…「これだけの仕事をやってもらわなくては困るんだよ」と実例を示しながら繰り返して説得すれば、相手も「ようがす」とその要求に合わせて徐々に力をつけていく。…文句も言わず(ときどきむずかしい顔はするが)、我慢強く、それなりに従順に強度を高めていく。「これだけの作業をこなさなくちゃいけないんだ」という記憶が、反復によって筋肉にインプットされていくわけだ。我々の筋肉はずいぶん律義なパーソナリティーの持ち主なのだ。こちらが正しい手順さえ踏めば、文句は言わない。
 しかし負荷が何日か続けてかからないでいると、「あれ、もうあそこまでがんばる必要はなくなったんだな。あーよかった」と自動的に筋肉は判断して、限界値を落としていく。筋肉だって生身の動物と同じで、できれば楽をして暮らしたいと思っているから、負荷が与えられなくなれば、安心して記憶を解除していく。…レースを目前に控えたこの重要な時期には、筋肉に対してしっかりと引導を渡しておく必要がある。「これは生半可なことじゃないんだからな」という曇りのないメッセージを相手に伝えておかなくてはならない。パンクしない程度に、しかし容赦のない緊張関係を維持しておかなくてはならない。このへんの駆け引きは、経験を積んだランナーならみんな自然に心得ている。

 練習への強迫観念に駆られる文。実際次の日から一人朝練するぞ!と決意はしたのですが…仕事が最繁忙期で…。来季は二日置かず作戦を立てなくては。

P102
 走り続けるための理由はほんの少ししかないけれど、走るのをやめるための理由なら大型トラックいっぱいぶんはあるからだ。僕らにできるのは、その「ほんの少しの理由」をひとつひとつ大事に磨きつづけることだけだ。暇をみつけては、せっせとくまなく磨き続けること。

 妙齢の女子が結婚も出産もせずにやれロードバイクだやれMTBだとかねえ…と私の大型トラックは言っておりますが、磨きますよ!


 あと興味深かったのは、村上春樹ロードバイク嫌いっぷり。機材にお金がかかる不自然さと、走るときと使う筋肉が異なる違和感からだそうで、まあ納得。ロードバイクを乗ってる身からすると、ランニングをすると全身筋肉痛になって参る。使う筋肉が全然ちがうんだねえ、と両方やってる人はみんな言ってる。トライアスロンはそれを間髪入れず切り替えていくところが一番の凄さだと思う。

トレインイロ

図書館の返却された本の中にこんな本が
トレインイロ


中を見ると…電車の写真は一切無くて、配色のみ!


これは私が借りなくて誰が借りるっていう本! 検索欲をそそられる…


というわけで、勝手にランキング。この本に載ってる電車の配色ベスト5。

第5位

広島電鉄5100


富山地方鉄道10030。元京阪阪急。配色は似てても、広島の方がスタイリッシュ。



樽見鉄道ハイモ295-315。池田満寿夫デザイン。こちらは色がうるさいかなー。

第4位

西鉄7000。福岡の各駅停車。薄水色+赤って黄金の組み合わせの1つだ。


京阪10000。ターゴイズブルー単色なのでランク外にしたけど、十分美しいと思う。



北近畿タンゴ鉄道KTR8000。白+ターゴイズブルーも鉄板。なんかヘビっぽい。

第3位

阪堺鉄道モ501復刻塗装。クリーム色と、黄緑がかった緑。レトロ感が落ち着くー。



東急300。こちらも配色は似てるんだけど、阪堺の方が山頂でおにぎり食べたい感じ。


阪堺鉄道は他にもいい色の電車多し。










第2位

小田急8000。シンプルだけど、水色がいい。白がいい。


同じ小田急ロマンスカーRSEは、小学校低学年女子に熱烈に人気出そう。

第1位

jr西日本283「オーシャンアロー」 個人的に3色使いは難しいと思うけど、これは黄金比! なんてったってターゴイズブルーがいい色!


いやー。遊んだ遊んだ。

ほぼ歩いているトレラン記録

2012.1.15 兎越山→八幡山
小さい山でも細い横道がけっこうあるもんだ。舗装路はけっこう走った。



2012.1.22 八幡山
最初の100m崖上りで心拍数MAX。本当の頂上(西谷山古墳)にたどり着く。



横道を行くと、鶏小屋発見。散歩常連のおじさん曰く「カラス捕獲所」。中にエサがある。真ん中の上の方が空いているのだが、垂れ下がっている金属の棒が痛いのか、カラスが出て行けない仕組み。

そこからは大きな網ですくうらしい。

一体カラスはどうなるのか・・・。身近なカオススポット。




いい感じに倒壊した道を下る。猪の足跡も発見。こんな小さな山でも居るのか猪。