世界選手権 男子シングル SP
楽しすぎた。去年のぐだぐだがウソのようなシーズンベストの連続、見応えのあるステップも増えた。
グループ5 地元の2人が出場とあってとんでもない盛り上がり。ローティーンの少女達によるコールとか髪型コスプレとか漫画風バナーとかボディーペイント。
- クリストファー・ベルントソン『アメリ』 : 早くもお客はトップギア。滑り出した瞬間に「キャー」。終わった後も歓声が止まず次のウルバスが出て来れないほど。 みんなベルルン好き過ぎ。分かるけど! ジャンプこらえて10位!上出来!
グループ6
- ジェレミー・アボット『サンタナの曲』 : カート振り付けのSPも名プロ。変わったスピンに洒落てるステップ。 小技(一旦止まっての1・2動作)で観客を完全に引き込んだ瞬間がものすごかった。
グループ7
- ステファン・キャリエール『天国への階段 アコギ狂い弾きver.』 : こちらも名プロ。
- セルゲイ・ダビドフ : ジャンプ3本とも(+)。しかし前の2つが名プロで割を食った感じ。点数低い。
- トマシュ・ベルネル『ジプシースイング』 : 根っからのエンターテイナーな彼にピッタリの音楽。前半はスケーティングとジャンプで魅せ、後半はステップで会場中の気持ちを一掴み。当然スタオベ。かなり調子いいとみた。
- ステファン・ランビエール『カルネ・クルーダ』 : ジャンプ(±)(±)(+)でTEC40点て・・・恐るべし。3Aを根性で降りたところに勝利への執念をみた。
- ジョニー・ウィアー『ユノナ・アボス』 : ジョニって薄味バトルなんじゃないか・・・って悲しいこと考えてみたりしてたんだけど、いや、この静謐で、ジャンプがクリーンすぎてスーッって流れてく世界はジョニにしか出来ない世界だ。鬼ステップなんか似合わない。こっちからお断りだ!・・・・・・。 FSでは4Tのクリーンな着氷を期待。
グループ8
- ジェフリー・バトル『アディオス・ノニーノ』 : 去年の世選の方が音楽とシンクロしてた。しかしそこを犠牲にしてまでステップを詰めこんだかいがあった。今回は苦手なジャンプが全てクリーン。もともとジャンプ以外のレベル取りの鬼だから当然点が出る。TEC44点!
- 高橋大輔『白鳥 ヒップホップver.』 : シーズン最初は「革新的すぎて嫌がられるんじゃないか」と思われてて、ステップでレベル1だったりした。その頃から今じゃPEC取りのお見本みたいな評価。一つ山を動かした。問題は、このヒップホップのアレンジがダサイってことぐらいだ。 FSは高橋×ベルナーの一騎打ちになると予想。ガンガレ。
- ブライアン・ジュベール『All for you*1』 : 正直病み上がりだと思ってなめていた。スピンもステップも素晴らしい。転倒もあったものの、4-3を決めた! 漢だ。
- パトリック・チャン : ステップ濃いしスピンも軸がぶれないんだけど、曲が地味過ぎ。
初めてのストリーミング。トルコTVありがとう。もう滑り終わった人のリラックスした表情を流すのがいいなあと思った。