フジロック2日目

  • juana molina
    • you tubeを見て未来の吟遊詩人のようだと思ったけれど、実際見てみたらケチャっぽかった。民族的な叫びあり、高い歌唱力(ソまで出てた)もあり、ピョークっぽさも感じた。その場の感覚で音を乗せていけるのは凄い才能だけれど、彼女が音の完成度を高める方向に行ったらどんな音楽ができるかも聴いてみたい。
  • ストーンサークルでのドラム大会
    • 指揮に合わせてのクレッシェンドとデクレッシェンドの一体感が楽しかった。古代人のカタルシスを味わう。
  • Eli "paperboy" Reed
    • 21世紀に本気でエルビス・プレスリーを蘇らせる男イーライ。50年代の盛り上げ術全身で総動員。無駄な瞬間が一つもないエンターテイナーっぷり。バックはベースのブッカーTはじめホンモノ。まあー盛り上がる。いいもの見させて頂きました。 ジャクソン5のカバーも嬉しかった。
  • 筋肉少女帯
    • ラスト3曲、「戦え、何を、人生を」「イワンのバカ」「釈迦」を見る。MCやはり面白い。 ヌンチャクがからまってあわわと落とすオーケンが見られて、スクリーン復活バンザイと思う。
  • trashcan sinatras
    • ささやかな素晴らしいバンド。弦の4人で向かい合ってストロークしているだけで世界がせりあがってくる。見ているだけでキラキラしてくる。こうやって埋もれているエバーグリーンな名曲が世界には死ぬほどあるんだろうなあ!
  • bright eyes
    • デビューアルバムの内向きの絶唱をそのままに洗練させて、大変独特な世界を作り上げていた。ドラムとベースが無く、弾き語り+スライドギター+SE+女性コーラスという編成。一つの世界を作り上げていく。その完成度の高さたるや! 映画のワンシーンのように幕切れまで完璧。
    • 曲に大きな展開はなく、ボブディランのようにつぶやく。歌詞の1番2番3番で話が展開している様子。だからこそ、歌詞(英語)が分かる人に受けているんだろう。読んでみなくては。
    • いつか、ポップな名曲を書いて、そして私たちのボブ・ディランレナード・コーエンに化けるんじゃないかな。
  • dinosaur jr.
    • 一言でグランジの歪んだギターの音色と言ってもいろいろある。そしてダイナソーの音は明るいなあと思った。個人的に疲労のピークでかなりウトウト。just like a heavenとwagonで息を吹き返す。
  • public enemy
    • ベースがビリージーンのイントロを引き出した瞬間に遭遇。盛り上がる。R.I.P.マイケル。