生きるな!死ね!甦れ!

 この休みは、論文書くか、2chに張り付くかしかしてません。全米選手権です。
 SP終了後、1位エヴァン・ライサチェクと2位ジョニー・ウィアーは僅差。まだまだ分かりません・・・と言いたいところですが、元々SPに強いジョニーがすでに2位、さらにジョニーのFSはまだ全貌が明らかになっていないほど仕上がってきていない。また、土曜日の練習でジョニー不調、ライサ4-3決めるしストレートラインステップで練習なのにスタオベ浴びるほど絶好調、と聞いて、覚悟はしておりました。

 さて、ぎりぎりまで仕事して実況板に張り付きます。
 送られてくるのはライサの演技の神っぷり。4T-3T。アクセル苦手なのにコンボでクリーンに決めた3A-3T。TECは91点代の宇宙点。ごんにゃろー。

 さて、ジョニー。3-3入りませんでした。1Aになってしまいました。ああ転倒もあった。それでも、ジャンプの回数は見失わずコンボ3回計8回跳びました。あと、両足着氷とはいえ4T入れた!トリノのFSよりは成長しています。

 これはライサを褒めるべきでしょう。点を取れるプログラムでしたし、それを完璧に仕上げてきた。クリーンに決められなかった4Tにずっと挑戦してきていた。

 ライサが居て良かったよ。うん。ジョニーはこんな程度で満足しちゃーいけない。国内に強力なライバルがいるなんざ、すばらしい。敵を作れ敵を作れ、そして負けない自分を作れ!

 いろいろムカツクのは、競技以外の外野。ライサ陣営は金曜夜?土曜昼?には祝勝会を開いていたとか。FS前にすでに全米チャンピオンの等身大の立て看板がジョニーからライサに変わっていたとか。アメリカはどこまで1人の人間にタフさを課す国なんだ。
 あとはジョニsageの横断幕を掲げていた謎の団体(キリスト教原理主義者系か?)とか、噂に聞くアメスケ連のジョニsageライサageの動きとか。

 そーゆ外野のごたごたいーらーねー。
 だって今回文句なしで競技だけで勝ったのに。競技、それだけでいいのに。

 ジョニの大泣きは、メソメソじゃないだろ。フツフツと沸き上がってくる、闘志のはずだ。2003年、総叩きされての地方大会から這い上がったあのシーズンを思い出すじゃない。引退なんて言うなよ。
 あんたの好きなこの歌の通り、あんたはfighterのはずだ。

Cause it makes me that much stronger
Makes me work a little bit harder
It makes me that much wiser
So thanks for making me a fighter
 この曲に乗せたモンタージュ*1