ルーファス・ウェインライトlive(名古屋ダイアモンドホール 1/20)
昨日はライブの格好に悩み過ぎる。
- ゴージャスでファビュラスなショーだからminaのワンピ!(正装?)
- でも、今回の来日で唯一のスタンディング会場。(汗まみれ仕様?)
- しかし、名古屋は一番売れてなさそう。(正装?)
- でも、唯一休日とぶつかってるから地方でくすぶっている人が熱いかも。(汗まみれ?)
- しかし、客の年齢層高そう。紳士的に押さないのでは?(正装?)
- でも、10年ぶりの来日でみんなのボルテージは爆発寸前。(汗まみれ?)
どどどどどどっちじゃーい!
結局、汗まみれを選択。上に薄手のはおり物をし、良い場所を取るために名古屋駅からその格好で行くことに。格好が季節外れの上、はおり物がダサイ・・・orz
しかーし、そんな気持ちを吹き飛ばす良いライブでした!
以下、完全ネタバレです。
曲は
1stより 「matinee idle」
2ndより 「poses(伴奏は本人によるピアノ。会場をグッとつかむ)」「the consort(ホルンとトランペットとサックスで見事に音を再現)」
3rdより 「I don't know what it is」「14th streets」(この2曲は始まった途端大拍手)「beautiful child」
4thより 「the art teacher(伴奏は本人によるピアノ。切なさがぐっと増す)」「gay messiah」
5thはtalsa以外すべて。「leaving for paris」は強弱が繊細でオーケストラのようだった。あとは「Tiergarten」と「Sanssouci 」の乙女チックさがより際だち素晴らしかった。
カバー曲はジュディ・ガーランドより「get happy」「if love were all(伴奏者によるピアノ+アカペラ。最後の一音まで張りつめて聞き、終わった瞬間の物凄い拍手。ルーファスもそれをうけてすぐさま、次の曲をやろうと入ってきたメンバーを制止してピアノでやる曲をもう1曲増やし演奏してくれた)」。
2分構成で前半50分、途中20分休憩はさんで、後半75分(途中get happy準備あり)とたっぷり。
しかしそれでも他に聴きたい曲の多いこと! 最後の方は、終わるのが嫌過ぎて気もそぞろになってしまった。だってgrey gardensもhallelujahもbeauty markもやってない! motion waltzもmaker makesもo'holy nightも愛があなたを殺す時も・・・・・・
ルーファスについて
- ルーファスのお色直しは3回。(赤いピンストライプのスーツにグリッターなブローチ → 5thのジャケにあるドイツの少年風 → バスローブ → もちろんジュディ・ガーランド!) 公開女装タイムも楽しませてくれます。10cmのヒールを履いて美しいおみあし。しかしちょっとビール腹?
- MCが上手い。*1
”you and me,”
「イエー」
”良いムードになって〜(英語)”
「おぉー」
”I love you!”
「I love you!」「me too!」
”but........I can't”
「ん?」・・・・・・・「whyー!(野太い声)」→爆笑
”because........”I'm not ready to love〜(と歌に突入)
- あと間違った時もチャーミング。「高音が出なかった〜やっちゃった〜」って顔や、咳き込んだ時すら何か面白い。返しのスピーカーにつまづきそうになって、ワァオ!ってやってたのを間近に見て・・・キュン死した。this chamming man!
バンドメンバー
- バンドメンバーは7人。【ホルン】【トランペット】【フルート・リコーダー・サックス】【ベース・ウッドベース】【ドラム】【ギター・ピアノ】【ギター】。
- 最初のテーマはグリッター&ストライプ? 背景の大きな星条旗はスター&ストライプならぬスパンコール&ストライプに。バンドメンバーもいろんなストライプのスーツに、グリッターなブローチをかなり付けてた。想像するに「今回のテーマはグリッター&ストライプだよ★ みんなこの中からブローチを選んでね(どっさり)・・・・・・('A`)」なんてことがあったのでは・・・バンドメンバーこの世界についてきてるのだろうか?・・・やらされてることはあるまいか・・・
- と不安に思っていたら、なんかget happyでノリノリでごろつきを演じてました。我先に!って感じで押し合ってて楽しそう・・・・よかった。
お客さんの様子
- 開始30分前に4割しか入ってなくて、どうなるかと思いましたが最終的には8割くらい? 満員とはいかなくても熱気があり、最高のお客さんだったのでは。
- 開始前に「ロンドンで10年前にケイト・マクギャリルショーで見た〜」とか「グラストンベリーで見た〜」とか聞こえてきて、外国によく行く人が向こうでライブを観て好きになったパターンも多そうだと感じた。そして英語が分かる人の率が高そう。
- 着物の方や、スーツにフリルのシャツを着こなすもみあげの男子とか、気合いを込めた正装。正しい!正しいです!! 最前列でも全く押されない素晴らしい環境だったので、私も次こそは正装で行きます・・・って、これから2年間オペラを作るから休業って・・・・・
さて、来週は全米選手権でジョニーがんばれ〜って、なんでこんなにおネエMANSが似合いそうな男子ばかり好きなのか・・・アグリー・ベティの甥っ子といい。
*1:英語難民なのでこの辺正確ではないかも・・・