西田幾太郎記念哲学館

http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/nishida-museum/
安藤忠雄設計です。喫茶室のおばちゃんも、受付のお姉さんも、大変感じが良いです。
展示を見たり参加したりしながら、「哲学」してきちゃったのですが、もう記憶もおぼろです。
最初のVTRで、「物や状態に名前を付けると、その多様さが味気ない物になってしまう*1。しかし、それでも名前を付けないと、言語化しないと、存在したかどうかもあやふやになってしまう」と言っていて、日記をつけ始めたのもそういう理由だったな。本を読んだことも、映画を見たことも、感動したことも、忘れてってしまって無かったことになってしまうな〜と思って始めたんだよな。
そんで、日記をつけるのが遅くて、すでに感じたことがあやふやになってきている、というのが何とも皮肉ですな。
1Fには、歴史上の哲学者に聞いてみよ〜という機械がありました。そこで、仕事上の悩みをぶつけてみました。『今、仕事で意見が対立してて困ってるんだよね〜。自分の思う良いことと、相手の思う良いことが対立しているとき、どうすればベター?』と人生相談モードで、「よいこと」とは何かを聞きまくり、歴代の哲学者に「きれい事だろ〜」「ゲ、神キター」「それですめば問題ねーっつーの」とか一人でツッコミを入れていました。その図はかなり恐ろしいよな。だれかその場に居たならゴメン。
2Fは、幾太郎の哲学コーナー。・・・キーワードはほぼ忘れた。やっぱメモ取らないと忘れるね。

*1:おお!無色の混沌by小沢健二