真夜中の弥次さん喜多さん④ 結末について

2ch弥次喜多スレより抜粋

  • 自分は途中のお幸ちゃんへの喜多さんのセリフからストレートに、伊勢=救い(トラウマからの脱却)だと思ってた。んで、結局伊勢=弥次さんという結論に達したんだから 伊勢に行く必要はなくなった、と
  • 弥次さんがお初に「喜多さんと旅を続けたい」って言ってたし、 2人にとって伊勢に着く事よりも一緒に旅していくことの方が 重要なんだなーと思えたラストでした。
  • そしたらアレか、映画の弥次喜多は 原作のメビウスの輪やすごろくの部屋みたいに 延々ぐるぐる二人旅を続けるんだな…。
  • そしてそれこそが二人だけのリヤルということか。
  • それもまたせつねぇ・・・

この一連の流れ最高。

結局何も変わらない。トラウマはそう簡単に晴れはしない。どこまで行っても自分の特性を消すことはできない。

ただ、気の持ちようが、世界の見え方が変わった。それだけのこと。しかもそれは一過性のもので、生きていくことに向いてない人は、何度でも何度でも自分に魔法をかけ直さないといけない。その魔法がかかった瞬間はミラクルだけど、その瞬間だけを切り取ってハッピーエンドって言われてもハア?である。
だから、ぐるぐる旅が続くっていう考えは、いいなと思う。